kuno-periaのブログということです

多分…上杉昇さんのことしか書かないと思いますᕙ( • ‿ • )ᕗ

8.MILLION MILES AWAY(WANDS)

この曲が収録されてるのは言わずもがな、AL.『PIECE OF MY SOUL』です。

このアルバムがリリースされたのは95年で、自分の年齢でいうと中2の時でした。

 

もちろんアルバムは聴きまくりでしたね。

思春期ど真ん中にこんなかっこいいアルバム出されたら…ねぇ。

エンドレスリピートでした。

 

 

遠い記憶を辿ると…購入したての頃(中2の夏休み前まで)は

1.FLOWER

2.LOVE&HATE

6.Secret Night〜It's My Treat〜

9.Jumpin' Jack Boy(album ver.)

を特に聴いてましたね。

 

むしろ10曲目に位置するMILLION MILES AWAYはあまり聴いてませんでした。

木村真也さん作曲だから、ではないです(むしろもっと聴いてみたかった)。

他の9曲はですね、CD流してる時に自分から曲に入り込んでいこうとしてたんですね。

MILLION MILES AWAYは曲に吸い込まれる感覚でした。

結局曲の世界に浸るんですが、浸り方というかベクトルが異なったんですよね。

 

25年以上歳をとった今聴くと、中2で感じた感覚がないんです。

そう感じた記憶はあるのに…ちょっと悲しいですね…。

 

 

 

夏休みに入って部活でも勉強でもちょっとした壁にぶつかって、それからですね。

めちゃくちゃ聴くようになったのは。

 

「だけどまだ 白い旗はあげない」

「粉々に砕けたガラスのようだ…」

 

このフレーズがとても好きで。当時は。

この2フレーズを自分に置き換えて行ったり来たりさせながら聴いてました。

 

励ます様な、慰める様な。

励ますって一言で言っても頑張れー!って言われるのは個人的にキツいというか「頑張ってるのにもっとやれってか…」みたいになるんですけどね、

「白い旗はあげない」って降参しないというかまだ負けてない終わってないぞ…!みたいな感じで励まされてたんですよね。

 

 

年代を追って見ていくと自分を励ましたい慰めたい時に聴いてた曲は「晴れた終わり」がリリースされるまではこの「MILLION MILES AWAY」が担ってたと思います。

 

 

 

al.ni.coの活動も音沙汰なくなってしばらくしてからですね。

ふと、歌詞カードに目を通しながら久しぶりにPIECE OF MY SOUL全曲聴こうと思って。

((どこかに書いたかもしれませんがal.ni.coが止まってる〜ソロ始まるまでの数年間は自分も紆余曲折あったものでして))

 

MILLION MILES AWAYがまるで違う様に聴こえたんですよね。

上杉さんの心の葛藤を歌ってたんだ!

この曲の"僕"は上杉さんだったんだ…

みたいな。

自分のやりたい音楽をやるまでは…

 

不本意な事をやっている自分は輝いているだろうか?

(他人からは)輝いて見えるのだろうか?

やりたいことをやることで誰か(沢山の人)を傷つけるんじゃないか?

…でもこれ以上自分に嘘をつけない…

 

 

そんな葛藤を歌っていたんだなぁ…と。

実際にWANDSを脱退してal.ni.coをやっている今(当時)がそれを裏付けてる気がする…。

と当時思いましたが、自伝を読んで尚の事そう思わずにはいられません。

 

…が、これはあくまで自分の解釈する「MILLION MILES AWAY」であって

正解かもしれないし不正解かもしれません。

それで良いと思ってます。

 

 

 

30周年を記念してリリースされた

アルバム永劫回帰Ⅰ&Ⅱ

シングル世界が終るまでは…(c/w PIECE OF MY SOUL)

WANDS名義の曲の中でPIECE OF MY SOULやDon't try so hardは自分としては嬉しいサプライズでした。

お願いとかリクエストという次元ではなく、個人の欲レベルで

「MILLION MILES AWAY」今の上杉さんの声と今の後ろを支えるメンバーの演奏で聴いてみたいなぁ………

 

 

 

 

MILLION MILES AWAY

 

夢追い人には怖いものがない 

彼らに踏まれた枯れ葉の悲鳴が 

また僕に唐突に問いかける 

君は今何を歌うつもり

 

粉々に砕けたガラスのようだ

 

この心は だからまた誰かをキズつけてゆく 

Don't touch my heart right now

 

雲行きが変わりせき込んだ空を 

麻痺した神経で仰ぎ見る僕は 

まるで病む事が運命の 

ドクターの不養生と同じようだ

 

だけどまだ白い旗は上げない

 

まだ終れない

 

果てしない しがらみを一人行こう

 

Some million miles away

 

粉々に砕けたガラスのようだ 

粉々に砕けたガラスのようだ 

粉々に砕けたガラスのようだこの心は

 

ねえ僕は輝いて見えるのかい

 

宝石のよう

 

だけどまた誰かをキズつけてく

 

でも終れない

 

だからもう僕は一人きり行こう

 

Some million miles away

 

 

#上杉昇 #猫騙 #al.ni.co #WANDS