kuno-periaのブログということです

多分…上杉昇さんのことしか書かないと思いますᕙ( • ‿ • )ᕗ

show wesugi 15th ANNIVERSARY LIVE[The Spoils of Rock]@SHIBUYA O-EAST(2006.12.04)

24時間テレビのあるコーナーで「音楽はタイムマシーンである」という言葉がありましてね。
子供の頃を思い出す等的な意味合いでしたが。
確かにそうだなと。
WANDSを聴けば小中、al.ni.coなら高校、L.O.Gを聴けば学生時代のあれこれを思い出します。

そんなこんな…プラス現在行われているツアータイトルがSPOILSということもあって。
SPOILSという単語に出合った15周年を記念したカヴァーアルバム「SPOILS」。
…を記念して行われたLIVE[The Spoils of Rock]は自分にとってどんなLIVEだったのか?
2022年のSPOILSツアーが行われている最中にではありますが、振り返ってみたくなりました。


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1. IT'S SO EASY
2. RAPE ME
3. YARD OF BLONDE GIRLS
4. Exit Music
5. DREAM BROTHER
6. OH ME
7. もうがまんできない
8. 寂寥たる荒野に
9. 昼の月
10. TOY$![scrambled mix]
11. MY MY,HEY HEY
12. 世情
13. Blindman's Buff
14. 晴れた終わり
15. SAME SIDE

EN1. 寂しさは秋の色
EN2. poo pee people
EN3. TANGO
EN4. (New Shit)Tough Luck

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自分が今でも印象に残っているのは…

  • 1. IT'S SO EASY〜2. RAPE ME-

LIVEは15周年の当日ですがアルバム「SPOILS」のリリース日は12/6ということもあって、この2曲に限らず収録曲についてはofficial siteで1分前後の視聴してLIVEに参加したんですよね。
なのでIT'S SO EASYのラストは衝撃というか鳥肌モノというか。
そして間髪入れずにRAPE MEと。
RAPE ME自体はLIVEで何度か聴いてましたしNIRVANAの原曲も聴いていたので、「歌詞が分かんねえ〜」ってことはありませんでした。
違うのはアレンジ。
原曲含めそれまではスローで重いというか…上杉さんの曲で例えるなら雨音の様な盛り上がり方というか、とにかく自分としてはじわじわ高揚してきてたんですね。
でもSPOILS ver.は初っ端からノる。ノりまくる。
なのでLIVE中は「L.O.Gの時のLORELEIみたい」だと思いながら騒いで叫んで、でしたね。
2曲目に盛り上がりどころ持ってきちゃう!?みたいな。

最近でいうとこの感覚は永劫回帰#1のFLOWER〜Kill Meの流れにも感じましたね。


3. YARD OF BLONDE GIRLS
この曲を自分が初めて聴いたのはJa-palooza04の心斎橋だと思うんですけど…その日から好きだったんですよね。
でも曲名を知らないから後日会報で知ったみたいな。
そんなこともあり、CDに収録されることを知った時は喜びまくりでした。
多分SPOILSの中で1番好きです。

この日もそうでしたが、この曲を叩くTETSUさんがいつも好きで。
会報でTETSUさんとの対談でも触れられてましたけど、テンポが毎回ちょっと違うけど「歌えるでしょ?」みたいなカンジで…楽しんでるTETSUさんの、上杉さんを見守る様でいてイタズラっぽくも見える眼差しと微笑みが好きなポイントです。


後日談ですが、好き過ぎて自身の結婚式(2010年)でも「YARD OF BLONDE GIRLS」は使わせていただきました。
カミさんもファンだったら個人的には「EPILOGUE」も使いたかったんですが、まぁそこは相談の上…ってカンジで。
今結婚式で使うなら…そうだなぁ…「濫觴」「FROZEN WORLD」も使いたいですね。


9. 昼の月
この曲は「Blackout in the Galaxy」の中で最も聴いてるんじゃないかなと思います。
当時はスマホじゃなかったんでね、着うただか着メロだか…使ってたんですが、「昼の月」のイントロ30秒購入して学生時代の友達グループの着信音に設定してましたね。

ってぐらい好きだったんですが、この年の2月に行われた[GALAXY]には諸事情(ブログか"上杉昇と私"に書いたかな)あってチケットは持ってたんですが参加できなかったんですね。
なので、自分の中ではある意味[GALAXY]で聴けなかったリベンジがこの日叶ったということ。
夢見心地でしたね。
今思うと…SPEEDING SLOWLYで「世界が終るまでは…」を聴けた時と同じぐらいの夢見心地でした。

なので、「永劫回帰Ⅰ」に収録されてるのは個人的に嬉しかったですね。


10. TOY$![scrambled mix]
D.I.Eさんがすっごく楽しそうにキーボード弾いてたのが印象的ですね。
それまでに上杉さんのバックで楽しそうな表情で演奏するプレイヤーとかシーンって、miya38さんとTETSUさんぐらいだったので。
リアルタイムでhide with spread beaverは聴いてたので「あのD.I.Eさんが目の前にいる、上杉さんの横で弾いてる」っていうのがこの曲だけでなくこの日終始ワクワクが止まらなかった要素のひとつです。


EN1. 寂しさは秋の色
「収録はされてるけど歌わないんだろうなぁ」って思ってました。
なので収録自体サプライズだったのに、聴けて更にサプライズ。
MCで「センチメンタルは終わりだ!」って言ってたのが今でも忘れられないですね。


EN2. poo pee people〜EN4(New Shit)Tough Luck
「寂しさは秋の色」のMCの後「1.2.3.4…」と始まったのが「TANGO」だったんですね。
当然のことながらセットリストは分からないので盛り上がってるワケです。
でもNARASAKIさんだけ「えっ!?」みたいな。
ギターガンガン弾いてるんだけど、「どうにもなんね〜」みたいなカンジで曲の途中でギターチェンジしまして。
その直後に上杉さんも異変に気づいたのかストップをかけると。

ここ数年では時折歌い直す場面に遭遇しますけど、この頃は見たことがなかったので自分は「???」でした。

結果としては「TANGO」と「poo pee people」の曲順を勘違いしてたってことなんですが、逆に「こういうハプニングがあるのもLIVEのいい所なんだよな〜」とむしろ興奮したというか得した気分というか。

で、改めて「poo pee people」「TANGO」「(New Shit)Tough Luck」と間髪入れずに駆け抜ける。

もうね…ヤバかったですね。
これは盛り上がるテンポでもカヴァーだったり、発売前故の曲の全てを知ってるワケではなかったり…様々あるとは思いますが。
自分だけでなく会場全体がそうであった様に、これまでノッてるんだけどノりきれてなかった感がこの3曲で爆発したというカンジでしたよね。
皆が狂った様に叫び、拳を上げ、暴れる。

このカンジで終わるのは過去最高レベルだなと今でも思うほどラスト3曲で汗だくになりました(笑)
自分の後ろにいた男性2人組が「ラストにまとめてくるんだもんな〜」と満足気に話してたのも忘れないですね。

そんなこんなで、汗びっしょりだったんで「このまま帰ったら風邪引く〜」と、当初買う予定ではなかったLIVE Tシャツを急遽購入して、O-EASTの外に出てから、余韻冷めやらぬ人達でごった返す中上半身裸になって着替えたのを覚えてますね。
12月なのに寒くなかった…ってぐらい汗かいちゃいましたね。


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上杉さんの登場と共に前にギュッとなってステージが見えなくても盛り上がるあの感覚。
コロナが落ち着いた頃にはまた味わえるんでしょうか。
その頃には「もう年齢的に無理」と後ろでの参加を選ぶのかな…。
それはそれで自分のLIVEの楽しみ方が変わったということ、と思うのかも。


#上杉昇 #猫騙 #al.ni.co #WANDS