kuno-periaのブログということです

多分…上杉昇さんのことしか書かないと思いますᕙ( • ‿ • )ᕗ

black sunshine 0[ZERO]@神戸CHICKEN GEORGE(2016.12.04)

この日、つまり上杉昇さんのデビュー25周年当日ということですが、とても印象深い1日となりました。


〜神戸CHICKEN GEORGEまでの道程〜
この年(2016年)の7月に仕事の関係で地元茨城から千葉に引越してまして。
カミさんは職種の都合上年度の途中では転勤できずだったので3月までの9ヶ月間は単身赴任的というか別居というか…。

話は戻りまして…前日に茨城に帰っておりました。
というのも神戸まで飛行機で行ったんですが…往復どちらかで茨城空港を利用すると「茨城空港↔東京駅」のバスが片道500円(1000円だったかな?)で乗れたんですよね。(今はどうだか知りませんが)
なので、前日カミさんに「LIVE行ってくるね」と顔を出し
12/4:茨城空港→東京駅→羽田→神戸
12/5:神戸空港茨城空港
という旅路でした。

そもそも12/4に茨城空港神戸空港の席が取れなかったからこうなったんですが、今思えば取れなかったからこそ忘れられない1日となったワケです。

羽田に着いて「空腹で飛行機乗るのは嫌だな」と軽く済ませてから搭乗したんですよね。

2014年に行われたblack sunshine@東京キネマ倶楽部のLIVEがめちゃくちゃ良かったので、この日もそのCDを聴きながら羽田までの道中を過ごしてきたワケなんですが…


なななんと!
あとから機内に入ってきた人が上杉さんのグッズを持っているじゃありませんか!
「おぉ〜…同志がいるぅ〜」
と喜んでいたら
なななんと!!
「すいません…」と言いながらまさかの隣に着席!!!

ついさっきは同志の存在に喜んでいましたが隣ということでむしろ緊張しまして(笑)
年甲斐もなく。

black sunshineを聴きながら
「LIVE会場で見たことあるんだよな〜」
「絶対チキンジョージに向かうと思うんだよなぁ…」
「同じFANとして話しかけるべきなんだろうか…」
と飛行機が高度を上げている最中悩みっぱなしでしたね。

ふと同志が「すみません…コンセントってどこですか?」みたいに話しかけてこられまして。

「分かったぁ〜!あの人だ!!」
と自分の中で繋がったので話しかけて(聞いて)みようと…。

「上杉さんのLIVE行かれるんですか?」

答えはもちろん"YES"

…そこからは神戸に降り立つまでが早い早い(笑)
いつからFANだった?
どのLIVEに行った?
今日のLIVEで何が聴けると思います?
どの曲が聴きたい?
逆にどの曲は絶対に歌わなそう?

ひとつだけ晒してしまうと…自分はこう言いました。
「「恋せよ乙女」は絶対に歌わないと思います」


FAN同士なら限られたお題だけであっという間に時間は過ぎていくものです。
そしてたまに耳にする"一旦離れた"とか"LIVE行けてない"とか…そういうのではFAN・同志としての優劣はつかない、そんなものは関係ないんだなと。

「こんなにも好きなんだ!」っていう熱量が発せられる言葉の端々に感じられる。
こんなに嬉しく楽しい時間はないものだなぁ…と感じた瞬間でした。



…それ以来何年ですか?…6年ぐらいになるんですかね。
(個人的にLIVE会場で見たことあるかもというのは2012年の[知恵の輪と殺意]ツアー@渋谷CHELSEA HOTELが最初ですが…)
会場で会った時は仲良くさせてもらえて、嬉しい限りです。


待ち合わせたワケでもSNSでやり取りしたワケでもないのに、熱量をビシビシ感じる同志が隣にいた。
こんな素晴らしい旅路と出会いと奇跡はないですね。



ご本人にも許可を得ている(と自分は思っている)ので記しておきたいと思いますが…
飛行機で隣の席になったFANとは…

cocoさんです!

自分としてはcocoさんなんですが恐らくこっちの方がメジャーです…(笑)

ちゃぴさんです!!!
https://chapichapicoco.hatenablog.com/

とても気さくな方で、自分としてはcocoさんの上杉さん話を聞いてるだけでハッピーになれますね。




上杉昇25th ANNIVERSARY LIVE black sunshine 0[ZERO]〜

1.Blind To My Heart
2.雨音
3.CHAINS
4.sleeping fish
5.TANGO
6.prayer
7.Living For Myself
8.LIFE IN A GLASSHOUSE
9.suicide solution
10.tough luck
11.OH ME
12.晴れた終わり
13.FROZEN WORLD
14.Blindman's Buff
15.棘と吹雪と

EN.Blind To My Heart


2014年のblack sunshineの前にもSPEEDING SLOWLY#1、#2、#3と
着席スタイルの、聴き入るカンジのLIVEに参加してきました。
歳を重ねたということか…スタンディングもいいけど、昔ならスタンディングで騒ぐ・盛り上がる方がよかったけれど…聴き入るのも別の味があって良いなと思う様になってきた頃です。
実際に2013年に行われたResurrectionの時は脚が痛くなったり…。

なんてことは置いといて。
2014年がめちゃくちゃ良かった、心地よいひと時だったので期待をこれでもかと膨らませながら入場しました。

画像のチケットはスタンディングって書いてありますが、実際はファンクラブ枠で入ったので…3列目ぐらいに着席しましたね。


所謂レポ的なのは他の方が書いて下さっているので自分は書きませんが。


1曲目の「Blind To My Heart」からやられましたね!
楽器が違うからかもしれませんし、自分の耳感覚が弱いのかもしれませんが、イントロでは気付けませんでした。
歌い出しで「うぉ〜!!!」ってなって…夢見心地ですよね。
脳みそ溶けて耳の穴から出てるんじゃないかってぐらい溶けてました。

行けてないLIVEもあるので詳細は分かりませんが、
個人的には2003年のJa-palooza03@cafe Le PSYENCE以来13年振りに聴いた「Blind To My Heart」
これだけで今日参加できた甲斐があったな!そう思った瞬間でした。

そして記憶が飛び…

「晴れた終わり」
これは、これも!
大好き過ぎる曲なんですよね。
以前のLIVEで上杉さんが「Motion Picture Soundtrack」を歌う際に「自分の葬式で流して欲しい曲です」と紹介されてましたが、
自分は高2で「晴れた終わり」に出合って以降この曲を人生の節目節目で聴いて悩んだり考えたり支えにしたり救われたり…とあったもので。
なので自分の葬式にBGMを流せるなら「晴れた終わり」と思ってます。

というぐらい欠かせない曲なんですが、
バンドスタイルもアコースティックスタイルも好きですが、black sunshineでのスタイルがものすごくツボです。
最後のチェロで終わっていく所とかたまらなく好きなんですよね。

歌は言わずもがななんですが…チェロの重厚な空気感で終わっていくカンジ…
これを今日も体感できた。
2度目なので詐欺みたいですが、この曲だけで参加できた甲斐があったなと思わせてくれるんです。


記憶が正しければですが…
このあとに「今日のスタイルで映画に出演することになりました」と「スカブロ」を紹介されてました。


そして新曲(のちに「棘と吹雪と」と知る)
この時点ではあれやこれや書ける様な状況ではもはやないぐらい溶けてたんですが…
ただ一言。心地よい曲。

どこか儚げで、でもゆったりと。
なんていうんでしょう…自分の感覚としては、人が入るのを拒む様な山の奥地にある池に揺られながらエンドレスに聴いていたい。
そういうカンジでした。
そんな妄想をしながら聴き入ってました。



そしてアンコールでまさかのもう一発「Blind To My Heart」

これは今でも映像として思い出せますね。
1曲目のとは違い上杉さんが立って歌い、演奏の方々も立って弾いている。
その時の皆さんの楽しそうな表情が忘れられません!

これは自分の想像でしかないですが、
本編の曲達を演奏されている時は皆さん楽しむというよりしっかり演奏しなきゃという緊張感が勝っていたのかなと思うんです。張り詰めた空気の中というか…
上杉さん+バックを支える人達みたいな。
(失礼な表現ですいません)
でもアンコールの「Blind To My Heart」は皆が楽しそうだった。

そんな表情を見てしまったらこっちの幸福感が増さないワケがない。

そんな大団円(語弊があるかもしれませんが)のアンコール「Blind To My Heart」
最高でした!!!



#上杉昇 #猫騙 #al.ni.co #WANDS